雉も鳴かずば撃たれまい

今日から7月か・・・

 

しばらくこちらのブログ、すっかり放置していたら、はてなブログから「そろそろ新しい記事書きませんか?」みたいなメールが来た。

ご丁寧にこんなことかいたらいかがでしょう?みたいなテーマ付きで。

 

別に書いたらお金が入るわけでもないんで、好きな時に好きなこと書くために開設したんで・・・・と思いながらも何となく書いてしまったから、こういうのってそれなりに効果があるんだなと思ったりしている。

 

前回書いてから随分時間が経ってしまったけど、別に何があったわけでもない。ただ、書きたいと思わなかったから。

本当は6月はキャンペーン月間で、デビュー記念日もあるし、新曲の配信もあったので・・・・ってもちろん田原俊彦のことである。

このところ6月に毎年新曲を出しているトシちゃんだが、今年ももれなく6月17日に「愛は愛で愛だ」という曲を出した・・・がCDの発売そのものはコロナの影響があり、8月5日に発売延期に。6月21日に予定されていた新曲リリースパーティーも開催見合わせとなってしまった。

が、配信のほうだけは当初予定通り6月17日から開始となった。

 

いろいろサブスクの媒体があると思うけど、とりあえず一番メジャーなオリコンを貼っておくので、ご興味あるかたは、ここからダウンロードをぜひ。

music.oricon.co.jp

 

私も普通にダウンロードしたが、このダウンロード文化への気運が田原ファンの間で高まったのはほんの数年前からだったような気がする。

ダウンロードって何?っていう年代の人たちも多くいるはずだけど、トシちゃんは今年も配信開始されると見事にダウンロード1位を獲得した。

今年はそれについて、トシちゃん1位獲得がネットニュースとなったりしたから、かなりいろいろな人が「え?トシちゃんが1位なの?」的な反応を示されていた。

ファンからすれば、1位だけど何か?・・・と言いたいところだが、最近の何にも知らない人たちは、それほどテレビで歌う機会のないトシちゃんが久々に1位を獲得と思っているみたいで、あのトシちゃんが、令和に1位?何があったんだ?的なコメントされていたりして、別に訂正する必要もないし、そのままその驚愕の様子を楽しんだ。

 

しかし、このネットニュース、ロクなもんじゃないといつもは思っているが、今回ばかりはありがたいなと感じた。

ジャニーズのタレントがどうしたこうしたっていう話は、長々と楽しそうにテレビで報じられていたりするが、トシちゃんが1位取ってもこの話題をテレビで報じることはないだろう。それが今のテレビだからだ。

だけどネットは違う。そして人々はネットを寧ろ見ているから、このネットニュースを見た知り合いから「トシちゃん、凄いじゃん」と話しかけられたりして、まるで自分がほめられているようないい気分になった。

しかし、なぜ今年はネットニュースになったんだろう・・・

ま、いいか。

デイリーだろうと配信と同時に1位を獲得したという事実・・・だけではなく、これが広く報じられる⇒何となく人々がこのことを知ってるという状況こそ大事。

まだまだ微風かもしれないけど、こういう変化は良い傾向だと素直に思う。

 

そして、私がブログを書いていない間に、ジャニーズ事務所から退所した人が会見をYOUTUBEで配信したとかなんとか・・・

それについて、彼も酷くバッシングされてたなあ。

詳細は知らないけど。

彼の会見を見て、トシちゃんを思い出すっていうツイートも目にした。

まだ何もわかってない人が沢山いるのだな。世間には。

傲慢とか勘違いとか言いながら、四半世紀前の切り取った一言でいまだに貶めることを平気で言ってる人の方がよほど傲慢で勘違いということにも、気づかずに。

しかし、ジャニーズタレントが退所する度に、トシちゃんの名前、持ち出されるのは実に迷惑だ。それぞれ、事情も状況も時代も違う訳で、比べることすらおかしいと思うのに。

だいたい、古傷抉られるようで気分悪い。しかも正しく理解してない人が大半。

いや、あれは本当はね・・・と言って回るわけにもいかないし、これが限界なのかもしれない。

あっという間にフェイク情報は拡散されてネガティブなものほど人々は簡単に記憶に定着させてしまうようだが、誤解を解き、何が真実か語りながら分かってもらうためにはとてつもない労力と時間を費やす。

それでも人は信じたいことを信じる生き物だし、間違った情報を訂正するという作業を脳に強いられることに抵抗を感じない人は圧倒的に少ない。

一旦、こういうことだとイメージが定着してしまうと、たとえ真実と異なり、作られたものであっても、それが真実として一人歩きしてしまうから怖いのだ。

 

しかし、個人のYoutubeチャンネルで生配信とか、ファンも擁護する手段を個人で持つことが出来る時代なのだから、トシちゃんの時代から比べれば格段に恵まれているのは間違いない。

少なくとも入ってくる情報のベクトルが一方向ではない。

その分、叩かれてる声もストレートに入ってきてしまうから、精神的苦痛は同じなのかもしれないけど。

今はしばらく耐えるしかない。心配しなくてもそのうち、波が引くように静かになる。どうせ次の叩くターゲットを見つけたら即座に人々は次の対象に移っていくのだ。

 

しかし、相変わらず、日本人は自分に自信があるように見せるだけでもそのことに対して嫌悪感をあらわにする民族だなあと感じた。根本は本当に何も変わってない。

そして、そういうに対しては、よってたかって傲慢、勘違いと叩く権利でもあるかのように叩きまくっているのがマジョリティーだ。

いずれにしても、みんながお利口さんではつまらないではないか。

謙虚で自分を卑下しながら、「こんなに頑張ってます」アピールを上手くできる人がもてはやされる日本社会のの中では、なかなか受け入れられないのは間違いないけど、稀に叩かれることをエネルギーにできるタイプの人もいる。

今回退所した彼も是非、こうなったからには今の状況をエネルギーに変えて自分のやりたいことを追求していってもらいたいものだ。厳しい現実が待ち構えているとは思うけど、そんなことは他人から言われるまでもなく彼自身が一番分かっていることだろうから。

言っておくが、私は田原俊彦以外の芸能人の情報については、全く興味がないので、詳細も知らないし、このことについて意見されても全く分からないのであしからず。

トシちゃんにしか関心がないし、ハッキリ言ってどうでもいいので。

ただ、追わずとも目に入ってくるネガティブはコメントを読んで、ダメに決まってるという彼のこれからについての決めつけはとても気になった。ジャニーズ出たらおしまいという認識が社会通念になっているのであれば、それは絶対に違うと思うからだ。

寧ろ勝負はこれからなのに。

 

ジャニーズ事務所出て、厳しい中でも自分を見失わずにやりたいことをやり続けている大先輩がいるではないか。

大きな権力にしがみついて生きていることが正解ではないことを示すためには、相当の苦労も嫌な思いもしないといけないと思うし、時間がかかると思う。でも、結局自分がどうありたいかを実践できている人が最も幸せなのであり、そう言う意味で多分田原俊彦さん自身は今の自分の置かれて状況にとても充実感を感じているのではないだろうか。

もちろん、もっとこうしてもらいたいはファンとしてあるけれど、少なくともステージに立ち続けているという事実がある。これは誰が何を言おうとも覆すことが出来ない現実だ。現在進行形で頑張っているトシちゃんの存在で、蔓延っているくだらない社会通念を吹っ飛ばしてもらいたいと思っている。これから先、テレビ局を始めとするマスコミにおけるくだらない忖度を失くしていくためにも。

 

話は変わるが、LIVEの開催についても公式で発表があったようで、いくつかの会場の開催は見合わせとなった。

ソーシャルディスタンスを考慮した上で開催検討という会場もあるので、今後もどういう情報が出てくるか分からない。

有料配信LIVEなども真面目に検討していく必要もあると思う。

入場できる人数を限って開催するとしても会場を貸し切りステージの準備をすることは変わりないわけで、このままでは当然赤字になる。

そうならないためにも、ネット配信はアフタ―コロナの対応として、避けられないものになるのではないだろうか。

もちろん、会場で生で見るステージに勝るものはないのは当然だが、どうやら今年は声を出してはいけない、マスク着用など様々制限もあるようだ。

今年のLIVEを全て中止として来年以降に延期したタレントもいると聞く。

いずれにしても、厳しい決断を迫られることになるとは思う。少しでもステージに関わる方々の収入になるような手段を。

そうでないと、今後の運営に支障をきたしてしまうと思うので。

 

LIVE以外にも、開催されるすべてのことについて、今後状況に応じて様々発表があるかもしれないし、予定通りとなるかもしれない。いずれにしても、今日のタイトルにもあるとおり、「雉も鳴かずば撃たれまい」を一人一人が心に留めていただきたいとファンの一人として思う。

 

個人が簡単にスマホから意見を投稿できるという便利な世の中になり、情報交換においても便利なツールを我々は手にしている。しかし、このツールは鍵をかけない限り、世界中の人にその発信を行えるということを忘れてはいけないと思う。

目を皿のようにしてネガティブな記事を書く材料を探している人にも同じく、その情報は届いてしまうということだ。

だから余計に、イベントやライブの開催についてのSNSでの発信は慎重に。

悪気はなくとも、結果、迷惑をかけてしまうということも十分考えられると思うので。

殆どの人は、その辺りを理解した上でSNSを利用していると信じているけど、中にとんでもないのがいるから心配なのだ。

空気を読まず、バカみたいに無邪気に「心配だから~」「中止にならないかなあ」などとツイートしてる人のその一言が、あ、こんなことがあるんだという情報発信となってしまうことを忘れずに。

特にこのような状況の中なので、私は「無邪気なトラブルメーカー」に対して、とても危惧している。

 

昨晩、夢を見た。

昨年行った地方のインストアLIVEでの握手会での夢。

トシちゃんはNHKホールでのLIVEで来ていた真っ赤なナポレオンスーツ衣装を着て、歌っていた。ステージが終わり、もうすぐ自分の握手の番というところで、目が覚めた。

夢なのにものすごく寂しくて、悲しくなった。

窓の外はどんよりとした曇り空・・・朝からブルーになってしまった。

会いたい思いは募るばかりだけど、今年は何よりみんなの健康が第一だと。

 

本日の東京の感染者は67人だそうだ・・・